睡眠の大切さ
現代の日本では睡眠不足の人が多いと言われています。睡眠不足は人間の行動に様々な制限をもたらします。鬱になる人もここ数年でぐっと増えましたが、それも睡眠不足がそもそものきっかけになってしまっていることが多いです。
毎日十分な睡眠を取ることでネガティブ思考も収まり、鬱の疑いが晴れたという人もたくさんいます。現代社会で働き元気に健康に過ごすには、まずはしっかり寝ることが大事だと思います。成人でも最低は7~8時間は寝ないと十分とは言えない、という研究結果も出ています。日本は勤勉で寝る間も惜しんで働く人が多いせいか、世界規模で見ても睡眠時間は短い方です。睡眠時間がいくら必要かというのは個人差もあるので一概には言えませんが、睡眠というのは起きている間の記憶を整理すること、肉体や脳が受けたダメージを回復することといった役割があります。そのダメージを回復させるのが睡眠なので、それが成せば何時間でもいいということになります。一般的には、繊細で神経質な人ほど脳が受けるダメージが多かったりするので多く睡眠を必要とします。
自分がどれだけ睡眠を必要としているのかをまずは知る必要があります。また、休日にまとめて寝ようとする、いわゆる寝貯めという行為は、実は意味がありません。睡眠は貯めることが出来ないからです。休日だからといってたくさん寝ると生活リズムが崩れて余計に脳に負担がかかることになります。多くてもいつもの2時間プラスくらいで抑えておきましょう。